三叉神経痛
このようなことでお困りではありませんか?
- 最近、顔がピリピリと痛むことがある
- 数秒から数分、顔に痛みが起こるがすぐ消える
- 洗顔や歯磨き、髭剃り、メイクなどで顔に痛みが出る事がある
- 目や歯などに痛みが出ることがある
- 冷たい風に当たると顔の痛みが増す
上記のことでお悩みでしたら、一度「自由が丘鍼灸院 はりきゅうkokowa」にご相談ください。
三叉神経痛とは?
●特発性三叉神経痛
●症候性三叉神経痛
に分類されます。
一般的に三叉神経痛と言われるのは、「特発性三叉神経痛」の方です。
特発性三叉神経痛
特発性三叉神経痛は、片側の顔の頬や鼻の周り、頭皮などにピリピリしたりチクチクするような痛みが走ってきます。
また、洗顔や歯磨き、髭剃り、メイクなど顔の一部を触ることで痛みが再現される場所があることも特徴です。
原因は脳の血管が膨張することで、三叉神経を圧迫しているから起こっているのではないかとされています。
下記の図では赤色の「三叉神経痛」は名の通り、3つに分岐しており図の黄色・オレンジ・水色・黄緑の部分を表しています。

ご自身の痛みの箇所がどこかを一度確認してみてください。
症候性三叉神経痛
特発性に比べれば痛みよりも感覚異常がよく起こります。
何かの動作や行為で痛みや感覚異常が悪化することは起こりにくいです。
原因は三叉神経自体にないことが多いです。
帯状疱疹によるものや梅毒、脳腫瘍、動脈瘤などによる合併症の可能性が高いです。
三叉神経痛の原因は?
三叉神経は脳の中心部の脳幹という場所から始まり神経の線維を出し、そこから3本の大きな枝を出し、さらに細かい神経の線維を頭の全体に広がり、顔を支配している神経です。
その三叉神経は、多くは血管による圧迫が原因と言われています。(約90%)
脳の中心部から出てすぐのところで、血管(動脈や静脈)が三叉神経を圧迫して血管が拍動する事により、神経に強い刺激が加わり痛みを引き起こしています。
また、腫瘍(類上皮腫や神経鞘腫、髄膜種など)による圧迫が原因のこともあります。(約8%)
稀な原因としては脳動静脈奇形という血管の奇形による三叉神経への影響が原因の事もあります。(約0.5%)
治療方法は?
当院では鍼やお灸を用いて三叉神経痛にアプローチしていきます。
この三叉神経痛の症状は東洋医学の観点では
- 神経痛の原因である風邪はないか
- 消化器系の働きは正常か
- 血液循環に滞りがないか
- 体の水分代謝が正常に行われているか
- 体に熱がこもっていないか、のぼせていないか
などを
全身のツボの反応点やカウンセリングなどによって総合的に判断し施術いたします。
神経痛のような痛みを伴う症状をお持ちの方には、刺激や負担の少ない最小限の鍼やお灸の刺激で最大の効果が出るように、全身的に施術を行います。
また三叉神経痛は自律神経の乱れを伴うことが多く、神経が過敏に反応しています。
適切な鍼灸施術は、自律神経を整える効果、リラックス効果があり、過剰な神経反応を抑制できる為、症状が緩和される可能性もございます。
セルフケアは?
- 睡眠をしっかり摂る
- カフェインやタバコ、お酒など刺激の強いものは避ける
- 油(脂)の多い食べ物や甘いものを避ける
- 長風呂やサウナは控える
また、どのような場面、動作、動きで痛みが発生するかを把握されてみてください。
例えば歯を磨くと痛みがでる、鼻を触ると違和感があるなど、症状がでるきっかけをお教えいただけますと、それを踏まえ施術が的確に行えます。
当院では三叉神経痛を東洋医学と西洋医学の両面から原因を見極め、症状の根本アプローチができるよう施術をいたします。
神経痛があると、鍼やお灸の刺激も怖いという方もいらっしゃいますが、可能な限り、お身体に負担がかからない刺激での施術となりますのでご安心ください。
少しでもお悩みでしたら、お気軽に当院にご相談ください。